テスラ、非公開化計画で幅広い投資家の支持得たい考え-関係者

  • 新たな少数株主に経営権が集中する事態を避けるのが理由
  • 銀行との協議は初期段階、資産運用会社含め投資家に打診

米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)とアドバイザーは、株式非公開化計画への支持を幅広い層の投資家から得たい考えだ。経営権が少数の新たな株主に集中するのを避けるのが理由だという。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  関係者によれば、可能な取引の実現可能性と構造に関し、テスラは銀行と初期段階の協議を行っている。詳細が非公開だとして匿名を条件に話したこれら関係者は、同社は大規模な資産運用会社も含めた投資家に支持を打診していると話した。

  関係者によると、マスク氏は1つか2つ程度の新しい大口株主ができる状況を避ける考えから、資金をそれぞれ部分的に拠出できる投資家を寄せ集めることを希望している。協議は早い段階にあり、作業を始めるために銀行を正式に起用したり、どのような手法で進めるかの最終決定を下したりするには至っていない。

  テスラの担当者にコメントを要請したが返答はない。テスラ株は10日の米市場で、この報道を受けて一時は前日比下落に転じた。同日は結局0.9%高の355.49ドルで終了した。

原題:Tesla Said to Seek Wide Investor Pool for Take-Private Plan (1)(抜粋)

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