トランプ氏聴取でコミー、フリン両氏巡る質問認めず-大統領弁護士

  • 質問許せば民主党が下院で多数議席得た場合に大統領弾劾もあり得る
  • トランプ大統領の弁護士の1人、ジュリアーニ氏が指摘

トランプ米大統領の聴取を巡りモラー特別検察官と交渉を続けている大統領の弁護士チームは、少なくとも2つの問題が聴取の質問項目から依然除外されていると述べた。すなわち、ジェームズ・コミー前連邦捜査局(FBI)長官の解任と、コミー氏が進めていたフリン元大統領補佐官(国家安全保障担当)捜査に関してトランプ大統領がコミー氏に話した内容だ。

ルディ・ジュリアーニ氏

写真家:Al Drago / Bloomberg

  トランプ大統領の弁護士の1人で元ニューヨーク市長、ルディ・ジュリアーニ氏は9日のインタビューで、トランプ大統領は聴取でこれらの問題を聞かれた場合、自分はフリン氏の捜査をやめるようコミー氏を促さなかったし、ロシアの米大統領選介入疑惑捜査を終結させるためにコミー氏を解任したわけではないとモラー氏に答えるだろうと語った。

   ジュリアーニ氏は、そう答えたとしてもモラー氏はトランプ大統領の言葉を信じず、コミー氏の側に付くと大統領の顧問らは考えていると説明した。モラー氏とコミー氏はかつてFBIで共に働いたことがあり、両氏ともFBI長官を経験した。

  ジュリアーニ氏は、司法妨害を意味する2つの質問が行われれば、モラー氏が議会に対しトランプ大統領が虚偽の発言をしたとする報告書を送付する恐れがあると述べ、そうなった場合、11月の中間選挙で民主党が下院の過半数を掌握すれば大統領弾劾につながり得ると指摘した。

原題:Trump’s Lawyers Say Questions on Flynn, Firing Comey Off-Limits(抜粋)

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