Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ボウル入りフルーツも消えたドイツ銀-経費削減で行員の特典減らす

  • 列車の出張ではエコノミークラスを利用するようバンカーに通知
  • 退職金も以前ほど気前よくと支払われていないと元行員

ドイツ銀行でバンカーが享受してきた特典のリストが、急ピッチで縮小している。

  同行の投資銀行バンカーらは、列車の出張でエコノミークラスを利用するよう通知され、会議に出席できる人数も少なくなった。退職金も以前ほど気前よく支払われていないと一部の元行員はこぼす。さらにボウルに入ったフルーツの盛り合わせといった日々のささやかな楽しみも用意されなくなった。

  ドイツ銀の方針に詳しい数人の関係者が明らかにした同行の倹約の機運は、一連の業績改善努力の失敗を受けて、クリスティアン・ ゼービング最高経営責任者(CEO)が力を入れる経費節減の動きを反映している。ゼービングCEOが、直属の最高執行責任者(COO)としてフランク・クンケ氏を新たに任命したことは、業務プロセスおよび経費の管理改善を図りたいと望むCEOの意欲を物語る。

  内部情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、ゼービングCEOは投資銀の上級幹部らに対し、経費を抑制できる能力を示さなければ、収入を伸ばす力があるとの信頼も失うことになると警告。いかなる状況でも突破を認めない上限付きの予算をマネジャーらに示しているという。

  ドイツ銀の広報担当者は、コスト削減策に関するコメントを控えている。

原題:Deutsche Bank Cuts Costs Again. Not Even Fruit Bowls Are Safe(抜粋)

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