バリック・ゴールド会長:銅合弁で中国企業と組むことが理にかなう

  • 「ティア1」と戦略資産以外は徐々に手放す方針
  • カナダのディツアー・ゴールド買収の可能性を否定

カナダの産金会社バリック・ゴールドのジョン・ソーントン会長は、パートナー1、2社と合弁で銅会社を設立することが理にかなうか見極めるため、自社の銅資産について「極めて慎重に」探っていることを明らかにした。パートナーは中国企業となる可能性が最も高いとした。

  同会長は従業員に対し、「当社にとって銅を巡る疑問は、『銅資産を他の1社あるいは2社と統合し、時間をかけて世界最上位クラスの企業を築き上げることができるか』といったものだ。その質問に対する答えは、そうした取り組みのパートナーが中国企業となる可能性が高いというものだ」と語った。

  8日の社内会合での発言内容の一部が、9日に同社ウェブサイトに掲載された。それによると、ソーントン氏は自身の長期戦略の概要を説明。それには「ティア1」資産のポートフォリオを長期的に拡大し、それ以外や「戦略的」ではないと見なされた資産を徐々に売却することが含まれる。ゴールドマン・サックス・グループ出身のソーントン氏はティア1資産について、年間50万オンス以上の金生産が可能で、鉱山寿命が10年超、コストカーブ上で優位な位置にある鉱山と定義している。

  ソーントン氏はさらに、カナダのディツアー・ゴールドについて、ティア1鉱山の3つの基準を満たしていないため買収することはないと語った。事情に詳しい複数の関係者が最近語ったところによれば、ディツアー買収の可能性について協議するため投資家ジョン・ポールソン氏と共に秘密保持契約を結ぶよう求められた産金業者はバリックだったという。

原題:Barrick Says China Partner for Copper ‘Makes All Kinds of Sense’(抜粋)

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