英中銀は追加利上げを、賃金上昇加速-マカファティー氏が英紙に語る

  • 労働力不足が賃金を押し上げる-ガーディアンとのインタビュー
  • 向こう1年半から2年間でさらに2回の利上げが必要に

イングランド銀行(英中央銀行)は利上げ開始で出遅れてはいないが、英国の賃金伸び率は来年4%に達する可能性があると、金融政策委員会(MPC)のマカファティー委員が述べた。

  マカファティー氏は9日付のガーディアン紙が掲載したインタビューで、賃金は労働力不足を背景に金融危機以降の最速ペースで加速する可能性があると言及。政策金利については、向こう1年半から2年間にさらに2回の引き上げが必要だとの見解を示した。MPCでタカ派の先鋒の1人とされるマカファティー氏は今月末で委員を退任する。

マカファティー氏

写真家:Jason Alden / Bloomberg

  同氏は賃金の伸びが2019年に4%に向けて上昇するとの見通しを示した。現在は3%未満。英中銀は3.25%を予想している。労働力不足が熟練を要する職種から単純労働の分野に広がりつつあるとの認識も示した。

  「労働市場はここ数カ月に引き締まりの顕著な兆候を示している」とした上で「調査や他の評価基準を見ると、労働力不足が生産拡大の制約になっていることが分かる」と語った。

  英中銀は先週、政策金利を0.75%に引き上げると発表。1年弱で2回目の利上げとなった。マカファティー氏はいずれも賛成票を投じており、利上げに関してMPCは「手遅れになるまで放っていないと思う」と同氏は語った。

原題:BOE Needs More Hikes as Wage Growth May Hit 4%, McCafferty Says(抜粋)

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