Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

【米国株】S&P500種が小幅続落、国債は上昇

更新日時
  • 米中の貿易摩擦、ロシア制裁、米PPI横ばいで国債買いに
  • ナスダック総合指数はほぼ変わらず、テスラは続落
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

9日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小幅続落。工業株や金融銘柄に売りが出た。米中の貿易摩擦のほか、ルーブル急落につながった米国のロシア制裁を受けて米国債は上昇した。

  • 米国株、S&P500種株価指数は小幅続落
  • 米国債は上昇、10年債利回りは2.93%
  • NY原油は小幅続落、米中貿易摩擦で需要減退の思惑
  • NY金は小反落、1オンス=1219.90ドルで終了
  •   S&P500種株価指数は取引終了前の15分間で下げに転じた。出来高は30日平均を約10%下回った。ナスダック総合指数は日中の上げをほぼ失った。テスラは規制当局が調査しているとの報道を嫌気して続落。7月の米生産者物価指数(PPI)が前月比変わらずにとどまったため、米国債利回りは低下した。

      S&P500種株価指数が前日比0.1%安い2853.58で終了。ダウ工業株30種平均は74.52ドル(0.3%)安の25509.23ドルで終えた。一方、ナスダック総合指数は0.1%未満上げて7891.78。午後5時現在、10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.93%。

      ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が小幅続落、7週間ぶり安値となった。イランの原油輸出を巡る不安があるものの、米中の貿易摩擦でエネルギー需要が弱まるとの見方から売りが優勢になった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は13セント(0.2%)安い1バレル=66.81ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は21セント安の72.07ドルで終えた。

      ニューヨーク金先物相場は小反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.1%安い1オンス=1219.90ドルで終了した。

      米国と他国との地政学的な緊張が市場の地合いを左右しており、トランプ政権の新たな関税に対して中国も報復を表明している。

      10日発表の米消費者物価指数(CPI)は前月比で上昇が予想されており、米金融当局が想定する漸進的な利上げ軌道に沿った内容になるとみられている。

    原題:U.S. Stocks Retreat as Treasuries, Dollar Rise: Markets Wrap(抜粋)
    Crude Founders as Trade War Outweighs Iranian Supply Concerns
    SPDR Gold Holdings Slump to Two-Year Low as Investors Shun Metal

    (最終2段落を追加し、更新します.)
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