【NY外為】ドルが上昇、トルコなど新興国の資産が大幅安

更新日時
  • ユーロは下落、スイス・フランに対し2カ月ぶり安値
  • ドル指数は7月20日以来の高水準、リスク回避の動きが背景

9日のニューヨーク外国為替市場でドルは主要通貨の全てに対し上昇。ユーロの軟調が目立ち、新興国市場が売り圧力にさらされる中、ブルームバーグのドル指数は7月20日以来の高水準に達した。スイス・フランなどの逃避先通貨が上伸した。

  リスク回避の動きが広がり、アルゼンチン・ペソとトルコ・リラが対ドルで重要な下値支持水準を割り込んだ。ユーロはスイス・フランに対して2カ月ぶり安値を付けた。

  ニューヨーク時間午後4時45分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.5%上昇。ユーロは対ドルで0.7%安の1ユーロ=1.1529ドル。ドルは円に対し0.1%高の1ドル=111円07銭。

  この日は、米30年債入札がまずまずの結果となった後に米国債利回り低下が続いたにもかかわらず、ドルが上昇した。

  ニューヨークのトレーダーによると、ユーロはロンドン・フィキシング(ロンドン時間午後4時)前後に売りが膨らんだほか、日中を通じクロス相場で軟調だった。

欧州時間の取引

  前日まで5営業日続落していたポンドが上昇。強気派がテクニカルサポート水準に目を付けた。ニュージーランド・ドルは同国中央銀行の利上げ予想時期先送りを受け、対米ドルで約2年ぶりの安値となった。日米貿易協議を控え、ドル指数は3日ぶりに上昇した。

原題:Dollar Extends Gains Amid Emerging-Market Weakness: Inside G-10(抜粋)
Pound Bulls Eye Technical Support as RBNZ Jabs Kiwi: Inside G-10

(第1・2段落を書き換え、4段落以降を追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE