Photographer: Andrey Rudakov

【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • SECは前からテスラの情報収集、ロシアは対米報復へ
  • トルコ市場の「あいつ」、米インフレ伸びず、グロース氏失望
Photographer: Andrey Rudakov

米株式市場のダウ工業株30種平均は8月に月間ベースで大きく下げる傾向があります。中でも顕著なのは1998年。ロシア銀行危機のあおりで15%急落しました。今年の8月は今のところ0.37%高です。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

ツイート前の株価に

米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がツイッターで株式非公開化に言及する前から、米証券取引委員会(SEC)は生産・販売目標などに関する同社公式発表について情報を収集していた。テスラの9日終値は4.8%安の352.45ドルとなった。7日の株価の上げ幅はこの2日間の下げで失われた。

ルーブル急落

米政府が発表した一連の対ロシア追加制裁に対し、ロシアは報復を警告した。英国での神経剤を使った襲撃に抗議する制裁のほかにも、米上院の超党派グループは先週、米国の選挙に介入したことに抗議し、新発国債の購入や大手国有銀行などに影響が及ぶ「強烈な制裁」を科す法案を提出した。ロシア・ルーブルは2016年以来の安値に急落、アエロフロート航空や銀行のVTBなどの株式も売りを浴びた。

「あいつ」

通貨急落で大揺れのトルコ市場で、1社だけ大規模な株式のポジションを建てるブローカー会社が投資家の目を引いている。ヤティリム・フィナンスマンは今週、トルコ株式市場で差し引き5億6500万リラ(約114億円)相当の買い手となり、ダントツの取引高トップ。同社は2016年から大規模な逆張りで市場の注目を集めたが、正体が不明だったために「あいつ(ザ・デュード」)と呼ばれていた。


インフレ沈滞

7月の米生産者物価指数(PPI)は前月比変わらずだった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は0.2%上昇。前月は0.3%上昇。サービスのコストが今年初めて低下。卸売業者や小売り業者のマージン低下が反映された。統計を受けて米国債市場では10年債利回りが低下した。10日にはより注目度の高い消費者物価指数(CPI)が発表される。

半期レビュー

ジャナス・ヘンダーソン・グループのリチャード・ワイル最高経営責任者(CEO)は、同社の旗艦ファンドを運用するビル・グロース氏について、「これほどのアンダーパフォーマンスは誰よりも本人が苦しみ、失望しているだろう」とインタビューで発言。「苦境を脱するにはしばらく時間がかかりそうだ」と述べた。ワイル氏は運用者としてのグロース氏を信頼する気持ちに変わりはないと述べた。

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