スルガ銀決算:シェアハウス関連引当金積み増し、業績予想修正を示唆

  • 4-6月期純利益は前年同期比71%減の32億円
  • 貸倒引当金は3月末から88億円増、与信費用今後も増加の可能性

スルガ銀行は9日、4-6月期(第1四半期)連結決算を発表した。シェアハウス関連の貸倒引当金の積み増しで経常費用が前年同期比83億円増の305億円となったことなどから、4-6月純利益は前年同期比71%減の32億円となった。

  スルガ銀は9日東証に開示した資料の中で、シェアハウス関連融資について4月以降も継続的に顧客と面談し、貸出金の回収可能性を精査しているとした。6月末時点の貸倒引当金額は3月末から88億円増の870億円となった。また、通期純利益250億円を見込んでいる今期の業績予想について、シェアハウス関連の与信費用がさらに増加する可能性などから、今後下方修正する可能性があるとした。

  シェアハウス向け融資を巡っては、同行は顧客に融資する際、残高を証明する通帳記録の偽造や改ざんなどで融資額を水増ししていたとの調査結果を発表。3月末時点の関連融資は1258人、2036億円と個人ローン残高(約3兆円)の約7%を占める。現在、シェアハウス問題は第三者委員会に全容解明を委ねており、8月末までに報告書にまとめる予定だ。

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