トランプタワー近くの中国HNAビル、CFIUS懸念-安保リスクか

  • HNAはマンハッタンの850サード・アベニューを所有
  • トランプ政権がHNAの持ち分を差し押さえる方針とNYP紙

中国の複合企業、海航集団(HNAグループ)は米ニューヨーク・マンハッタンのトランプタワー付近に所有するビル「850サード・アベニュー」に関し、国家安全保障リスクを審査する対米外国投資委員会(CFIUS)と協議していることを明らかにした。

  HNAの担当者は発表文で、CFIUSが示した懸念に対処するための措置を講じていると説明。トランプ政権が850サード・アベニューの過半の持ち分を差し押さえる方針とのニューヨーク・ポスト(NYP)紙の報道に対し、「建物の差し押さえや強制売却が進行中、あるいは差し迫っているということはない。これと異なることを示唆する報道は極めて不正確で誤解を招く恐れがある」とコメントした。

  発表文によれば、850サード・アベニューの立地を巡り、HNAが取得した際には存在していなかった「特有の事実や状況」があるという。このビルはトランプタワーから1マイル(約1.6キロメートル)も離れておらず、トランプ氏の米大統領当選前にHNAが取得で合意していた。

  ブルームバーグは今年2月、HNAが売却を視野に入れている物件の一つに850サード・アベニューが入っていると報じていた

原題:HNA Gets Foreign-Investment Scrutiny Over Manhattan Building(抜粋)

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