中国:7月の生産者・消費者物価、市場予想を上回る伸び

更新日時
  • PPIは前年同月比4.6%上昇-予想4.5%上昇
  • CPIは2.1%上昇と国家統計局-予想2%上昇

中国の生産者物価は先月、商品相場が下落したにもかかわらず、市場予想を上回る上昇となった。消費者物価も予想より大きく伸びた。

  国家統計局が9日発表した7月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比4.6%上昇。ブルームバーグのエコノミスト調査では4.5%上昇と見込まれていた。6月は4.7%の上昇。7月の消費者物価指数(CPI)は2.1%上昇。予想は2%上昇だった。

  CPIの伸びは中国人民銀行(中央銀行)の目標上限である3%を引き続き大きく下回っており、この点で金融政策が近い将来直面する困難な課題がほとんどないことを示唆している。食料品・エネルギーを除いたCPIは3カ月連続で前年同月比1.9%の上昇となった。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の曲天石エコノミスト(上海在勤)は「インフレは現時点で中国人民銀にとって最優先課題ではない」と指摘し、CPIの上昇率が年内やや加速し、2-3%のレンジで推移する一方、原油価格を背景にPPIは底堅いと予測。「貿易戦争はCPIを押し上げると考えられるが、PPIへの影響は中立にとどまる可能性が高い」と分析した。

原題:China Factory Inflation Holds Up as Consumer Prices Gain (1)(抜粋)

(3段落目以降に背景やコメントを追加して更新します.)
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