セルジーンのLBO観測が再燃、マスク氏のテスラ非公開化構想受け

  • RBCのエイブラハムズ氏は3月にセルジーンのLBOを予想
  • 株価の反応は乏しく、ストラテジストや投資家は懐疑的な見方

イーロン・マスク氏が米電気自動車メーカー、テスラの株式非公開化を提案したことで、セルサイドのアナリスト1人が米バイオ医薬品メーカー、セルジーンも追随する可能性があるとの観測を再び強めている。この見方にストラテジストや投資家は同調していない。

  RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、ブライアン・エイブラハムズ氏は3月時点で、セルジーンのレバレッジド・バイアウト(LBO)が実現すれば、主力の免疫調整薬「レブラミド」から価値を得られるようと考えたが、再びこの認識に至った。だが、株価の反応は乏しく、ウォール街からの会話やチャット、ソーシャルメディアへの投稿は同氏の見方への懐疑論を示している。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、アスティカ・グーンワーディーン氏は「控えめに言ってもこじつけなのは明らかだ」として、実績のあるセルジーンとテスラを単純比較することに異を唱えた。

  上場投資信託(ETF)ロンカー・キャンサー・イミュノセラピーの創設者、ブラッド・ロンカー氏はツイッターで、マスク氏の非公開化構想にはビジネス上の根拠があると分析。それに対して、「セルジーンにはそうした根拠がない。一部の人々の目からみれば、単に株価が安いだけだ。説得力があるとは言えない」と述べた。

原題:Musk’s Ambitions Rekindle Celgene Privatization Musings at RBC(抜粋)

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