中国平安保険、英プルーデンシャルのアジア事業買収を検討-関係者

  • 平安保険は買収を支持するか中国政府の意向を探る
  • プルーデンシャルはアジアに強気、事業売却は考えないとCEO

時価総額で中国の保険最大手、中国平安保険(集団)は同業の英プルーデンシャルのアジア事業買収を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  部外秘情報だとして匿名を条件に話した関係者の1人によると、平安保険は中国政府が買収を支持するかどうか意向を探っている。同社は銀行と資金調達の選択肢も協議していると別の関係者は述べた。

  複数の関係者によれば、検討は初期段階にあり、プルーデンシャルのアジア事業の経営権取得に向けた取引がどのような構造になるかは今のところ不明。プルーデンシャルには接触はないと関係者の1人は語った。

  プルーデンシャルのマイク・ウェルズ最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンとの8日のインタビューで、同社はアジアに強気であり、同地域の事業売却は考えないと説明した。

  パンミュア・ゴードンのアナリスト、バリー・コーンズ氏(ロンドン在勤)の推計によれば、プルーデンシャルのアジア事業の評価額は、資産運用のイーストスプリングを含め400億ポンド(約5兆7000億円)相当に上る可能性がある。買い手候補が経営権を握るにはプレミアムを支払う必要があるかもしれないとコーンズ氏は指摘しており、実現すれば平安保険にとっては過去最大規模の買収案件となる。

  平安保険とプルーデンシャルの広報担当者はいずれもコメントを控えた。

原題:Ping An Is Said to Weigh Bid for Prudential’s Asian Business (2)(抜粋)

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