テスラ非公開化、ソフトバンクが関心持つはずとの見方も

  • マスク氏の7日のツイートへのウォール街の反応はさまざま
  • 膨大な債務を抱え時価総額も高く、非公開化は厳しいとアナリスト

孫正義氏

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の頭の中には、同社の非公開化を実現するための明確なプランがあるのかもしれないが、アナリストは納得できていないようだ。

  テスラの非公開化検討を明らかにしたマスク氏の7日のツイートへのウォール街の反応は、実にさまざまだ。マスク氏が言及した1株420ドルでの非公開化について、アナリストの間では、投資家を呼び込むには安過ぎるとの指摘がある一方、同社のファンダメンタルズはそれほど高いバリュエーション(株価評価)を裏付けるものではないという意見もある。テスラが膨大な債務を抱え、時価総額も既に高い状況での非公開化は、厳しいと受け止められている。

  米株市場で7日に11%上昇したテスラの株価は、8日の取引では反落し、一時3.3%安となった。

  ニュー・ストリート・リサーチのテクノロジー・インフラのグローバル責任者ピエール・フェラギュ氏は「非公開の試みが失敗するというのが、最も可能性の高い結果だが、株式発行による資金調達という点で同社は有利な立場に置かれる。非常に巨大な資金が、この種のオペレーションへの参加を望むと考える十分な理由がある。ソフトバンクグループと『ビジョン・ファンド』が、モビリティー・運輸分野に関心を持っていることは、ライドシェアリングや自動運転車、オートメーション(自動化)、人工知能(AI)に対する同ファンドの投資意欲を見れば、明らかだ」との見解を示した。

原題:As Tesla Ponders Going Private, Wall Street Wonders How(抜粋)

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