【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • 孫正義氏とマスク氏、中国の報復、米政府のロシア制裁
  • サウジのカナダ追加措置 日銀で変化か地銀の国債投資

The Tesla Motors Inc. logo

Photographer: David Paul Morris

株式非公開化を検討しているとツイッターで明らかにし、前日から市場を動揺させている電気自動車テスラのマスク最高経営責任者(CEO)。「資金は確保した」との発言を巡って臆測が飛び交っています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

イーロンとマサ

イーロン・マスク氏と孫正義氏は2017年4月、ソフトバンクグループによる米テスラへの投資について協議した。関係者によれば協議はテスラの非公開化の可能性にも及んだが、経営権を巡る意見の相違があり、進展しなかった。現時点で進行している協議はない。協議当時、テスラ株は300ドルをわずかに超える水準だった。8日の終値は370.34ドル。

報復に報復

中国は米国の関税が発動され次第、直ちに新たな160億ドル(約1兆7800億円)相当の米国製品に25%の関税を賦課すると明らかにした。8月23日に徴収を開始する。対象リストは石炭や医療機器、自動車、バスなど幅広い。米国は今週、中国製品160億ドル相当への25%の追加関税を今月23日から適用すると発表していた。

化学兵器

米政府はロシアに対する新たな制裁を発表した。3月4日に英国で起きた神経剤ノビチョクを使った攻撃が、プーチン大統領の指示によるものだと最終的に判断。要求が満たされなければ、追加制裁も計画していると表明した。これより先、ロシアのメディアが別の米制裁法案の全文を公表したことから、ルーブルは圧迫されていた。ルーブルは2016年11月以来の安値。

仲裁不要

サウジアラビアがカナダに対する追加措置を検討している。女性の人権活動家をサウジ当局が拘束したことを巡って両国は対立を強めている。サウジのジュベイル外相はリヤドでの記者会見で、この対立に仲裁は不要だと発言。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、サウジの中央銀行と国営年金基金がそれぞれの海外資産運用担当者に対し、カナダ資産を7日から売却するよう指示したと伝えた。

焼け石に水

日本銀行が長期金利の変動幅拡大を容認したことは、地銀の国債購入を後押しする材料にはなっても、保有残高を異次元緩和前の水準に戻すには不十分とみられている。国債回帰の目線としては、複数行が自行の円債平均利回りとの見合いを理由に0.5%を挙げた。逆に、急に0.5%まで上がると、保有債券に評価損が出てしまうと懸念する声もあった。

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