中国ワクチン不祥事の中心企業、4年余り違反-海外出荷分の回収へ

  • 長春長生生物科技は14年4月から基準に違反し狂犬病ワクチン製造
  • 国務院の調査で判明したとの新華社電が政府ウェブサイトに掲載

AFP

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中国ワクチン不祥事の中心企業が4年余り違反を続けていたことが政府の調査で分かった。海外に出荷された対象ワクチンの回収手続きも始まった。

  政府のウェブサイトに掲載された新華社通信の報道によれば、長春長生生物科技は狂犬病ワクチンを2014年4月から基準に違反して製造していたことが国務院の調査で判明。

  期限が切れた原材料を利用していたり、製品に記載された製造年月日が虚偽だったりした製品があったという。このワクチンの一部は海外で販売され、中国は回収するための措置を講じた。

  

  長春長生生物科技の担当者からのコメントは得られていない。17年の財務記録によれば、同社の海外売上高は全売上高の2.3%を占めた。インドやカンボジア、エジプト、ベラルーシなどにワクチン製品が出荷された。
 
  AJセキュリティーズの調査責任者、劉一賀氏は海外出荷分は小さいが、各国の監督当局が中国製ワクチンの検証を強化すれば影響が出るかもしれないと指摘。その上で、「だがその影響も中国国内で今広がる混乱に比べれば穏やかだろう」と述べた。

原題:China Says Company in Vaccine Scandal Broke Rules Since 2014 (1)(抜粋)

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