英EU離脱で再び国民投票の可能性も-最大野党に路線変更迫る圧力

  • 9月の党大会で議論にかけることを活動家は望む
  • 労働党員の78%が2回目の国民投票支持-昨年の調査

英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、英政府とEUの今後の合意内容を国民投票に諮ることを支持するよう求める圧力が英最大野党、労働党のコービン党首に対して強まっている。

ジェレミー・コービン労働党党首

フォトグラファー:Simon Dawson / Bloomberg

  労働党はこれまで、EU離脱を支持した2016年の国民投票の結果を尊重するとしてきた。だが、路線変更を迫る圧力は増しており、労働党の活動家は9月にリバプールで開かれる党大会での討議を試みている。実際に話し合いとなれば、英EU離脱をひっくり返しかねない2回目の国民投票実施の可能性が高まる。

  イングランド北部シェフィールドの労働党員マイク・バックリー氏によれば、同党に路線変更を迫る取り組みは、英国がEUと合意なき離脱に至るとの警告を複数の閣僚が口にしたことで強まっている。「国民にとって英EU離脱は非常に悪い結果になるとみる人々が増えている」と同氏は語った。

  16年の国民投票では、労働党が優勢な地域の大半で離脱が支持されたものの、全国では労働党支持層の過半数が残留に賛成票を投じた。労働党員1024人を対象に昨年実施された調査では78%が2回目の国民投票を支持した。 

原題:Pressure Builds on U.K. Labour to Back Second Brexit Referendum(抜粋)

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