PIMCOインカム、「ディフェンシブ」戦略採用の時ーアイバシン氏

  • より低いリターンと、残念ながら高いボラティリティーを意味する
  • 米クレジットに対し慎重に臨みながら世界の債券領域でチャンス探る

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のグループ最高投資責任者(CIO)、ダニエル・アイバシン氏は、自身が運用する債券ファンドではより「慎重かつディフェンシブ」な戦略を採る時が来たとの認識を示した。

  2008年の金融危機以後マーケットを支えてきた金融緩和政策から中央銀行が脱却を図る中、アイバシン氏はこの戦略を採っていると述べた。

  米国最大のアクティブ債券ファンドを運用する同氏とアルフレッド・ムラタ氏は同社ウェブサイトに7日掲載されたリポートで、「株式と債券の双方の投資家にとって、これはより低いリターンと、残念ながら高いボラティリティーを意味すると考えている」と説明。「この組み合わせが一層困難な投資環境をもたらす」との見方を示した。

  アイバシン氏は、結論として同ファンドは流動性を高めるとともに分散化を進めると説明。この戦略には、米クレジットに対しては慎重に臨みながら、世界の債券の領域で比較的小さなチャンスを探ることが含まれている。

  資産運用業界の債券担当者は今年、金利が上昇する中でプラスリターンの確保に苦戦している。
       
原題:Dan Ivascyn Goes ‘Defensive’ With $114 Billion Pimco Income Fund(抜粋)

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