ベトナム最大のニソン製油所、9月にフル生産へー出光興産など出資

  • 合弁ニソン・リファイナリーの石田社長がインタビューで語った
  • 処理能力は日量20万バレルーフル生産は計画から1年4カ月遅れ

アジアで最も成長著しい国の一つであるベトナムで最大の製油所が生産を増強する。

  出光興産クウェート・ペトロリアムがそれぞれ35.1%出資するニソン製油所は、11月15日までに商業運転を開始する予定。合弁会社ニソン・リファイナリー・ペトロケミカルの石田真太郎社長がタインホア省にある同製油所で行ったインタビューで明らかにした。商業運転に必要な性能試験と文書提出の完了を経て、9月には最大処理能力の日量20万バレルに達する見通しという。

  フル生産は計画から1年4カ月遅れとなる。石田氏によれば、同製油所の商業運転開始は「溶接の不具合」やその他の建設工事の問題を主な理由に先送りを強いられた。燃料油は9月と10月に恐らくアジアに輸出し、その後ベトナム全土での製品の販売を予定している。

  同製油所はまた、2019年にポリプロピレンなどの石油化学製品の生産を開始し、日本とクウェートのパートナー企業に販売する予定。

  合弁会社にはベトナム国営石油会社ペトロベトナムも25.1%出資、残り4.7%を三井化学が保有している。ニソンはベトナムで2カ所目の製油所で、1カ所目のズンクワット製油所は09年に操業を開始している。

原題:Biggest Vietnam Oil Refinery Boosts Output as Defects Fixed (1)(抜粋)

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