【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • テスラ株式非公開化、ダイムラーのイラン事業凍結
  • トルコ救済観測、人民元安定策、流動性ひっ迫懸念
Photographer: Kostas Tsironis/Bloomberg
Photographer: Kostas Tsironis/Bloomberg

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はつい先日、映画のパロディ動画をリンクしたツイートで「ヒトラーでさえテスラ株を空売りしていた」と書き込んでいました。このツイートでやゆされたショートの投資家は7日、株式非公開化の検討という突然のニュースで多額の評価損を抱える事態に陥りました。

奇襲ツイート

米電気自動車メーカー、テスラの株価が急伸。マスクCEOが株式非公開化を検討しているとツイッターに投稿したことが手掛かり。このツイートの直前、サウジアラビアの政府系ファンドがテスラ株約20億ドル(約2226億円)相当を取得したとの報道があった。株価が動いた後にテスラ株は売買停止となった。テスラ社員に向けた電子メールが発表され、売買を再開した後は一時13%高に。

後ずさり

ドイツの自動車メーカー、ダイムラーはイランでメルセデス・ベンツ車の販売を拡大する計画を取りやめた。米政府がイラン制裁再開の第1弾を発動して数時間後のことだ。独バーデン・ビュルテンベルク州立銀行のフランク・ビラー氏は、「ダイムラーに続いてイランから撤退する企業が出てきても驚かない」と述べた。トランプ大統領は7日、「イランとビジネスをする者は誰であっても、米国とビジネスをする機会を与えられることはない」とツイッターに投稿した。

当局は沈黙

トルコでは通貨リラと国債相場が下落する中で、国際通貨基金(IMF)による救済や資本統制などの観測が浮上している。リラ相場が過去最低に沈み米国が制裁を科す中でも、中央銀行と政府はおおむね沈黙を守っている。一方、在トルコ米大使館はトルコ・リラが1ドル=7リラに下落すると米当局者が予想した事実はないとツイッターに投稿、一部のトルコ・メディアの報道は事実無根だと否定した。IMFはトルコから救済打診の示唆は受けていないとの声明を発表した。

群衆行動

中国人民銀行(中央銀行)は6日、人民元を安定させるための追加的な策を講じた。事情に詳しい複数の関係者によれば、人民銀は一部の市中銀行に対し、為替市場での「群集行動」とモメンタムを追う動きを避けるよう促した。当局者は人民銀には市場安定化のための手段が豊富にあると説明。人民銀は元に関する市場の期待を誘導するため「反循環的要素」を活用する可能性があるという。

過剰からひっ迫へ

バンク・オブ・アメリカ(BofA)が今月まとめた顧客調査によると、欧州におけるクレジットの買い手にとって今、最大の関心事は流動性「消失」を巡る不安だ。バブルが懸念されていた6月とは180度転換した。調査で流動性消失が最大の心配事だと回答したのは、高格付け債投資家の22%、ジャンク債投資家の20%だった。6月の調査では高格付け債投資家の18%、ジャンク債投資家の30%が最大の心配事はバブルだと回答していた。

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