Photographer: Christopher Lee/Bloomberg

【米国株】S&P500種が4日続伸、テスラは急伸

更新日時
  • テスラのマスクCEO、株式非公開化の検討を明らかに
  • S&P500種、最高値まであと20ポイント未満に迫る

7日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は4日連続で上げた。貿易問題を巡る米中間の舌戦が比較的落ち着いたほか、経済成長継続への楽観を背景に買いが続いた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が株式非公開化の検討を明らかにしたテスラは急伸。

  • 米国株は続伸、S&P500種株価指数は4日続伸
  • 米国債は下落、10年債利回りは2.97%に上昇
  • NY原油は続伸、米国のイラン制裁再開で供給懸念強まる
  • NY金は小反発、ドル下落で
  •   S&P500種は、1月26日に付けた史上最高値以来の高値で終えた。米国債利回りの上昇を嫌気して金利敏感株が売られ、S&P500種は取引終了間際の30分間に上げ幅を縮小した。工業株とエネルギー銘柄は上げをけん引した。CBOEボラティリティー指数(VIX)は5月以降で初めて11を下回った。マスク氏のツイートで、テスラの空売り筋が虚を突かれる格好となった。

      S&P500種株価指数が前日比0.3%高の2858.45で終了。ダウ工業株30種平均は126.73ドル(0.5%)高の25628.91ドルで終えた。ナスダック総合指数は0.3%上げて7883.66。午後5時現在、10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.97%。

      ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が続伸。米国内の在庫が低水準にある中、米国がイラン制裁を再開したことから世界的な供給懸念につながり、買いが膨らんだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は16セント(0.2%)高い1バレル=69.17ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は90セント高の74.65ドルで終えた。

      ニューヨーク金先物相場は小反発。ドル下落を受けて買いが入った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.1%未満高い1オンス=1218.30ドルで終了した。

      テスラのニュースが市場を席巻した。実現すれば過去最大規模のレバレッジド・バイアウト (LBO、買収先の資産などを担保とする借り入れによる買収)となり得る同社の非公開化について、マスクCEOがどれほど真剣かについて投資家の間で臆測を呼んでいる。米主要企業の大半が予想を上回る業績を発表し、決算シーズンは好調なうちに終わろうとしているが、テスラのニュースを受けて影が薄くなった。投資家は米中間の貿易摩擦悪化を憂慮しているものの、S&P500種は過去最高値まであと20ポイント未満に迫っている。

    S&P 500 companies are on pace to set a new record for earnings beats in a quarter

      米国債市場では3年債入札が不調で午後にじり安の展開になった。10年債と30年債の入札を控え、終盤に利回り曲線はスティープ化した。

    原題:U.S. Stocks Rise for Fourth Day, Dollar Weakens: Markets Wrap(抜粋)
    USTs Lower After Soft 3Y Sale; Curve Steepens Ahead of 10Y, 30Y
    Oil Rises Amid Iranian Supply Risk, Signs of U.S. Stock Drop
    PRECIOUS: Gold Rebounds From 16-Month Low as Dollar Declines

    (最終2段落を追加し、更新します.)
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