商船三井:環境債100億円準備、LNG燃料船含む事業資金を調達

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  • ホールセールとリテール向け2本立て5年債、主幹事は大和と野村
  • ヴィジ・アイリスからセカンドオピニオンを取得済み-適格性で

商船三井がグリーンボンド(環境債)の発行を準備している。総額100億円で中期経営計画でのグリーンプロジェクトに必要な資金を調達する。

  ホールセール(機関投資家)向けとリテール(個人投資家)向け2本立てで5年債、各50億円を8月と9月に発行すると7日発表した。主幹事は大和証券と野村証券が務める。調達資金は液化天然ガス(LNG)燃料船やバラスト水処理装置を含む環境関連プロジェクトに充てる。環境債の適格性は、認証機関のヴィジオ・アイリスからセカンドオピニオンを取得済み。

  環境債発行に伴い都内で記者会見した八嶋浩一常務は「個人向けの環境債を事業会社が発行するのは日本で初めて」と強調した。「個人投資家の方々に 環境事業をコア事業の1つとして育成している取り組みを広く理解してほしい」と述べ、今後も必要に応じて発行する可能性を示した。海運企業の環境債は日本郵船が5月に世界初の起債をしており、日本では商船三井が2例目となる。

(末尾に八嶋常務の発言などを追加して更新します.)
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