米デル、業績改善の見通し開示-再上場に向けた取り組み強化へ

  • 19年1月通期の売上高は約9.5%増、EBITDAは18%増と予想
  • デルはトラッキングストック取得を通じた再上場を目指している

デル・テクノロジーズは6日、自社の財務に関するより詳細な見通しを株主に示した。同社は再上場に向けた計画に支持を獲得するための取り組みを強化している。

  同日の委任勧誘状によると、デルは2019年1月通期の売上高を約9.5%増の875億ドル(約9兆7400億円)と予想。これは予想レンジの中央値。前年度の売上高は799億ドルだった。EBITDA(利払い・税金・ 減価償却・償却控除前利益)は18%増の97億ドルを見込む。前年度は82億ドルだった。

  売上高、EBITDA共にソフトウエアメーカー、ヴイエムウェアの持ち分から受ける財務上の恩恵が含まれている。

Steady Climb

Dell expects sales and earnings after expenses to grow in the next five years

Source: Dell Technologies Inc. S-4 filing

Note: Revenue figures are midpoints of projection ranges. Data includes VMware Inc.'s sales and earnings

  今回の委任勧誘状には、合意に至った背景のほか、23年度までの財務見通しが含まれている。13年の株式非公開化以降で最も遠い将来のガイダンスとなる。デルはヴイエムウェアの業績に連動するトラッキングストック(DVMT)の取得を通じた公開市場への復帰を目指しており、実現に向けそうした情報が重要になる。

  デルは届け出で、2-4月(第1四半期)の業績が経営陣の予測を上回ったことを受けて、見通しを修正したと説明。収益認識やキャッシュフロー計算書などに関連した会計基準の変更も反映させたとしている。

原題:Dell Projects Revenue Lift in Pitch for Tracking Stock Deal (1)(抜粋)

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