元ゴールドマンのコーン氏、ゴルフ三昧で悠々自適-最も著名な失業者

  • コーン氏は医療テクノロジー分野への投資や仮想通貨にも関心
  • トランプ政権での経験を振り返る回想録にも着手

ゲーリー・コーン氏は、ニューヨーク州の海辺のリゾート地ハンプトンズに住む失業者の中で、一番の有名人になったかもしれない。それは妻のリサ・ペバロフ・コーンさんのおかげだ。

ゲーリー・コーン氏と妻のリサ・ペバロフ・コーンさん

写真家:Amanda Gordon / Bloomberg

  米銀ゴールドマン・サックス・グループの元社長で、トランプ大統領の下で米国家経済会議(NEC)委員長を約1年務めたコーン氏は、土曜日の夜にヘイブンズビーチで催された乳がん研究財団を支援するチャリティーイベント、「パドル・アンド・パーティー・フォー・ピンク」のステージに妻と姿を現した。

  リサさんはパドルボードの競売への応札を呼び掛ける際、「結構重いですが、私のように海辺まで運んでくれる大男がいれば大丈夫。私の夫は現在失業中で職を探しているので、何なら彼を派遣できますよ」と参加者らを笑わせた。

赤のスポーツタイプの電気自動車から降りるコーン氏

写真家:Amanda Gordon / Bloomberg

  
  イベントのスポンサーから貸し出された赤のスポーツタイプの電気自動車から降りたコーン氏(57)は自分の近況について、「自分の時間の3分の2をここでゴルフをしてすごしている。長時間電話で話し、機会を探してきたが、今はどこの取締役会の公式メンバーでもない」と語った。

スコット・オニール氏とコーン氏、ニール・クラフト氏

写真家:Amanda Gordon / Bloomberg

  コーン氏はトランプ政権を離れて初めて、投資のコミットメントレター(意思表明書)に署名した。骨パテなどの医療用品を製造するアビリックスや組織再生を手掛けるサミュームドといった医療テクノロジー分野への投資がその一つであり、過去にも投資経験がある。

  もう一つは「一種の仮想通貨の世界だ」。「今起きていることに強い関心があるわけではない。仮想通貨の新たな世界になりそうだと思えるものに興味がある」と同氏は述べた。

自ら装飾を施したパドルボードとポーズを取るリサさん

写真家:Amanda Gordon / Bloomberg

  コーン氏はトランプ政権での経験を振り返る回想録を書いてはどうかとの声に対し、「テープレコーダーに向かって何時間も何時間も話している。聞き直せば同じことが35回出てくるのではないかと思う。数千時間分のテープになるだろう」と話した。

原題:Gary Cohn Is Happy in the Hamptons, Golfing and Crypto Investing(抜粋)

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