クシュナー家、カナダ企業とNY高層ビル99年リース契約-危機脱する

  • 07年に18億ドルで購入したビル、12億ドルの債務支払いが迫っていた
  • クシュナー社の広報担当者はリース契約についてコメントを控えた

米国で大規模な不動産事業を手掛けるクシュナー家は大型投資物件で危機を脱することができたが、代償も支払った。

  トランプ米大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏が最高経営責任者(CEO)を以前務めていたクシュナー社は、前回の不動産ブーム最盛期にニューヨーク市マンハッタン5番街666番地の高層ビルを購入。この物件を巡り数カ月内に12億ドル(約1340億円)の債務支払いが迫っていたが、カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントと99年間のリース契約を取り付けた。ブルックフィールドは7億ドルを投資する。

マンハッタン5番街666番地に立つ高層ビル

写真家:Victor J. Blue / Bloomberg

  クシュナー家はマンハッタンの優良オフィス街に位置する高層ビルを世界クラスの物件にするという構想を描いてきたが、今後はブルックフィールドの事業展開を側面から見守ることになる。クシュナー社の広報担当者はリース契約についてコメントを控えた。

  リース契約の条件は開示されていないが、クシュナー社は41階建てのこのビルを2007年に18億ドルで購入した。

原題:Kushners Give Up Control of Manhattan Tower to Save Themselves、Kushners Sell 99-Year Lease on NYC Tower to Brookfield (3) (抜粋)

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