台湾が対策検討、海外航空各社による表記変更問題で

  • 着陸料引き下げなどの奨励策で中立的表現求めることも検討
  • 中国の要求後、全44社がウェブサイトで台湾表記を変更

Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

台湾を中国の一部として表記するよう求めた中国政府の圧力に海外の航空会社が屈した問題を巡り、台湾交通部(交通省)が対策を検討している。公に話す権限がないとして匿名を条件に当局者1人が明らかにした。

  台湾紙、聯合報は6日、対象となる航空会社に台湾の空港で搭乗ブリッジの利用を禁止するなどの措置が検討されていると報じた。一方で、台湾側は着陸料引き下げなどの奨励策を通じ、航空会社に中立的な表現で台湾を示すよう求めることも検討しているという。

  中国政府は外国の航空会社44社に対して台湾を中国の一部として表記することを要求し、全社がウェブ上での台湾表記を変更。米政府は5月、中国が自国の政治的見解を米国民と米企業に押し付けようとするのは、ジョージ・オーウェルの小説に登場する全体主義国家を想起させる「ナンセンス」な強要だと批判していた。

原題:Taiwan to Target Airlines That Say Island Belongs to China (1)(抜粋)

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