JT:バングラデシュ2位のたばこ会社の事業を1645億円で買収

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  • 買収は手元資金と借り入れでまかなう予定、9月末までに譲渡完了へ
  • 買収によりJTグループの紙巻きたばこ販売数量は約170億本増加

日本たばこ産業(JT)はバングラデシュ2位のたばこ会社Akijグループのたばこ事業を買収することで同社と合意したと発表した。買収価格は1243億バングラデシュタカ(約1645億円)を予定しているという。

  JTの発表資料によると、買収は2018年7-9月期に完了する予定で買収資金は手元資金と借り入れでまかなう。バングラデシュは年間の紙巻きたばこ総需要が860億本と世界8位の市場規模を持つ。Akijは同国市場2位となる約20%のシェアを持ち、買収によりJTグループの紙巻き販売数量は約170億本増加するとしている。

  JTは上場しているたばこ会社として世界3位。しかし、国内のたばこ事業減速を背景に海外事業の強化を今後の事業戦略の柱とし、特に新興国を中心としたM&A(企業の合併・買収)を積極化させている。昨年には2000億円超を投じインドネシアフィリピンのたばこ会社を買収。さらに今年は、総額約1900億円でロシア4位のJSCドンスコイ・タバクを買収した。

  Akijの全発行済み株式を5人の個人から9月末までに取得する予定。この買収による今期(18年12月期)の業績への重要な影響はないとしている。

(事業の背景などを3段落以降に追加して更新します.)
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