香港の自由守る闘い、外国人特派員が最前線に-中国政府が異例の圧力

  • 香港外国記者会が香港独立を唱える「香港民族党」の陳氏に講演要請
  • 中国外務省は3日に断固反対と表明-スピーチは14日の予定

外国人ジャーナリストが香港の自由を守るため、中国政府との闘いの最前線に立つことになった。

  事の発端は、外国人特派員で構成する香港外国記者会(FCC)が香港独立を唱える政治組織「香港民族党」を率いる陳浩天(アンディ・チャン)氏を講演に招くと決めたことだ。陳氏は「香港のナショナリズム」について14日に講演を予定。中国外務省はFCCに講演中止を求めた。

  香港当局が民族党の活動を禁止するという前例のない措置を見据える中で、陳氏の講演の行方が注目されている。

アンディ・チャン氏

写真家:Paul Yeung / Bloomberg

  中国外務省の香港公署は3日、「『香港独立』の提唱者にナンセンスを広めるための場所を提供するという外部勢力の試みには断固反対する」との声明を発表。外国メディアをこれだけあからさまに非難するのは異例だ。

  FCC幹部で英紙フィナンシャル・タイムズのアジアニュースエディター、ビクター・マレット氏は6日、いかなる視点の講演者も歓迎するFCCのポリシーに基づき、陳氏の講演は予定どおり行うと述べたほか、FCCは香港基本法が守る言論の自由にコミットしていると説明した。

原題:China Urges Hong Kong Journalist Club to Cancel Activist Speech(抜粋)

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