JPモルガンCEO、米10年債利回り5%警告-5月時点から引き上げ

  • 仮想通貨ビットコインについて「詐欺」との見方を繰り返す
  • 「全く関心がない」-政府が制御できず仮想通貨を締め出す可能性も

米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は10年物米国債利回りが4%に達する可能性があると5月に警告したが、このレベルをさらに引き上げ5%の可能性すらあると週末に発言した。

ジェイミー・ダイモン氏

写真家:Giulia Marchi / Bloomberg

  アスペン研究所が4日開いたイベントで、同CEOは米10年債利回りは「現時点で4%であるべきだと思う」とした上で、「5%かそれ以上の利回りに備えた方がいい。そうなる確率は大方の人が考えているより高い」と語った。

  ただ、実際には10年債利回りはまだ、3%の水準を維持できずにいる。先週一時的に3%を上回ったものの、その後3%を割り込んだ。3%台を維持できなかったのは今年4回目。3日発表された7月の米雇用統計で失業率は4%を下回ったが、国債利回りは上昇しなかった。

  ダイモンCEOはまた、現在の強気相場がまだ2、3年続くとの見通しを示した。今の時代ににおいての米国にとって「最大のリスクは恐らく」サイバー攻撃だが、銀行は「しっかりと守られている」と説明。仮想通貨ビットコインについては「詐欺」との見方を繰り返し、「全く関心がない」と言明。政府は制御できないために仮想通貨を締め出す方向に動く可能性があるとも述べた。

原題:Dimon Doubles Down on Higher U.S. Yields Call With 5% Warning(抜粋)

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