【米国株】S&P500が1月以来の高値、原油は反発

更新日時
  • バークシャー好決算で金融株に買い、原油高でエネルギー株が上昇
  • JPモルガンCEO、米10年債利回りの5%への上昇を警告
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

6日の米株式相場は続伸。S&P500種株価指数は3営業日連続で上げた。バークシャー・ハサウェイの好決算を受けて金融株が上昇したほか、原油高でエネルギー株に買いが入った。米国債も上昇した。

  • 米国株は続伸、S&P500種株価指数は3営業日続伸
  • 米国債は上昇、10年債利回りは2.94%
  • NY原油は反発、サウジの生産減少で供給懸念強まる
  • NY金は反落、ETFの保有量が減少
  •   S&P500種は1月以来の高値で終えた。配当利回りの高い金融銘柄が上昇をけん引した。10年債利回りは低下。CBOEボラティリティー指数(VIX)は11.24と、1月26日以来の水準に低下した。

      S&P500種株価指数は前営業日比0.4%高の2850.40で終了。ダウ工業株30種平均は39.60ドル(0.2%)高の25502.18ドルで終えた。ナスダック総合指数は0.6%上げて7859.68。午後5時現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し2.94%。

      ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が反発。1週間ぶりの高値となった。サウジアラビアの7月の生産量が前月比で減少したもようだと伝わり、世界の供給が逼迫(ひっぱく)しているとの懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は52セント(0.8%)高い1バレル=69.01ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は54セント高の73.75ドルで終えた。

      ニューヨーク金先物相場は反落。ドル高と金利先高観を背景に金連動型上場投資信託(ETF)の金保有量が減少したため、売りが膨らんだ。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.5%安の1オンス=1217.70ドルで終了した。

      ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は顧客宛ての電子メールで、「憂慮する理由は確かにある。貿易戦争に発展する可能性はその筆頭だ」としながらも、「懸念材料は常にあった。それでも株式相場が2月の安値から回復するのは止められなかった」と指摘した。

      バークシャーの決算と、JPモルガン・チェース最高経営責任者(CEO)の見解で金融株は上昇した。ダイモンCEOは米10年債利回りが5%に上昇する可能性すらあると発言したが、同年債利回りはなお3%を下回っている。中国が貿易戦争に突入しても屈しないと示唆したが、市場はほとんど反応しなかった。

    原題:U.S. Stocks Advance With Dollar, Treasuries: Markets Wrap(抜粋)
    Crude Advances After Saudi Restraint Sparks Renewed Supply Fears
    PRECIOUS: Gold Slides Near $1,200 as ETF Investors Pare Holdings

    (最終2段落を追加し、更新します.)
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