イタリア副首相:成長トレンドに影響する投機的な試みを阻止へ

  • サルビーニ副首相:財政巡る圧力の緩和を目指す
  • 3日に予算会議開始、8日にフォローアップ会議-レプブリカ紙

イタリアは投資家を歓迎するが、投機家は出て行け-。これがサルビーニ副首相のメッセージだ。

  サルビーニ副首相はレプブリカやスタンパなど新聞各社とのインタビューで「イタリア経済は健全だ」と述べ、成長トレンドに影響を与える投機的な試みを阻止する考えを表明。次の予算法案では財政を巡る圧力の緩和を目指した措置を盛り込むことから、外国から投資を引き付けるだろうと述べた。具体策には言及を控えた。

サルビーニ副首相

フォトグラファー:Alessia Pierdomenico / Bloomberg

  イタリア国債相場は先週、政府の歳出拡大懸念から下落し、10年債利回りは3日に2カ月ぶりの高水準を付けた。コンテ政権が歳出を拡大すれば、欧州連合(EU)の他の加盟国と衝突する恐れがある。

  レプブリカ紙によれば、3日にローマで始まった予算協議は8日にフォローアップ会議を予定。政府は9月30日までに新しい公共財政目標を設定する見通しで、10月15日までに審査のためEUに予算案を提出する。

  トリア財務相は大学教授出身でこれまで政治経験がなかっただけに、予算協議は同財務相がコンテ政権を支える勢力からの選挙公約実現を求める圧力に耐えられるかどうかを見極める鍵となる。トリア氏は財政赤字の対国内総生産(GDP)比を3%以内に抑制する方針を表明しているが、サルビーニ副首相は同ルールについて、政府が順守に努めるものの「バイブルではない」と述べた。

原題:Italy Is Building Defenses Against Speculators Amid Budget Talks(抜粋)

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