英の合意なきEU離脱確率は60%-国際貿易相がタイムズ紙に語る

  • 欧州委が交渉で柔軟性を欠いたことが原因だと国際貿易相
  • 「たどりつくのは一つの結果だけになりそうだ」とフォックス氏

フォックス英国際貿易相は、欧州連合(EU)との離脱交渉について、成功ではなく失敗に終わる可能性が高まっていると述べ、英国が無秩序なEU離脱に向かいつつあるという不安感をさらに助長する発言を行った。

フォックス国際貿易相

Photogrpaher:Simon Dawson / Bloomberg

  フォックス国際貿易相は、5日付の英日曜紙サンデー・タイムズとのインタビューで、EUとの合意が成立しないまま、英国が離脱する確率が60%あるとの認識を示し、1年4カ月の緊張した交渉を通じて、EUの行政執行機関である欧州委員会が柔軟性を欠いたことが原因だと批判した。

  フォックス氏は「欧州委のかたくなさが合意なき離脱にわれわれを追い込もうとしている。われわれは合意を実現できる基礎を示したが、欧州の人々の経済的幸福よりも選挙で選ばれていない官僚の『神学的強迫観念』を優先する決定をEUが行えば、それは人々の英EU離脱ではなく、官僚の英EU離脱になる」と主張し、「たどりつくのは一つの結果だけになりそうだ」と語った。

原題:U.K.’s Fox Says Brexit No-Deal Is Now Most Likely Outcome (1)(抜粋)

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