クドローNEC委員長:人民元の下落、「劣悪な投資先」との評価も反映

ホワイトハウスのクドロー国家経済会議(NEC)委員長は、人民元相場が下落している理由の一つは中国が「劣悪な投資先」だからだとし、中国をこき下ろした。中国は3日、 米国の対中追加関税計画が実行された場合、中国は米国からの輸入品に関税を賦課するとして、その対象リストを発表していた。

  クドロー氏は3日、ブルームバーグテレビジョンのジョナサン・フェロ記者とのインタビューで、「元安の背景には、中国が劣悪な投資先だから資金が逃げていることもあり、これが続けば中国経済に本当の被害が及ぶと私は思う」と語った。

  これに先立ち中国人民銀行(中央銀行)は、人民元下落の抑制に向け、為替フォワード取引の一部を対象に準備金預け入れを義務付けた。これにより元ショート(売り持ち)は、事実上コストが高くなる。

  クドロー氏は「中国から資金が逃避した場合、そして通貨はその先行指標となり得るが、中国にとって大変なことになる。よって私は、中国が経済的に弱い立場にあると主張する。中国にとりそのような状況は、向かい合って貿易交渉をする上で適していない」と述べた。

  さらに「中国経済は成長が鈍化しているように見える。ほぼ全面的に弱まっている。人民銀は強力な資金の追加供給や与信により、景気を押し上げようとしているようだ」と語った。

原題:U.S.’s Kudlow Trash Talks China Calling It ‘Lousy Investment’(抜粋)

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