米ISM非製造業総合景況指数:11カ月ぶり低水準、受注が減速

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  • 新規受注と景況指数が大幅低下、成長の「冷え込み」示唆
  • 「大半はビジネス状況や景気について引き続き前向き」-ISM

米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業総合景況指数は、前月比で低下し11カ月ぶりの低水準となった。受注と景況指数が大きく低下し、経済が熱気を失いつつあることが示唆された。

ISM非製造業景況指数のハイライト (7月)

  • 非製造業総合景況指数は55.7と、前月の59.1から低下。2016年8月以来の大幅な下げ。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は58.6。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す
  • 景況指数は56.5に低下、前月はほぼ13年ぶり高水準の63.9。7.4ポイントの下げは08年以来の最大
  • 新規受注は57(前月63.2)に低下、6.2ポイントの下げは16年8月以降で最大

  ISMの非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニーブス委員長は、非製造業セクターの成長が「冷え込んできた」と指摘。「関税と納入に関する懸念が続いている。回答者の大半はビジネス状況や景気について引き続き前向きだ」と述べた。

  7月の総合景況指数はブルームバーグがまとめたエコノミストの全予想を下回った。

  入荷水準の指数は53と、昨年8月以来の低水準。納入の時間が改善しつつあることが示唆された。受注残は51.5で、1月以来の低水準。前月は56.5。

  雇用指数は56.1と、前月の53.6から上昇し、4カ月ぶり高水準。仕入れ価格指数は63.4と、前月の60.7から上昇した。輸出受注は58で、前月の60.5から低下した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Service Industries Expand at Slowest Pace in 11 Months (2)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します.)
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