金の下落続く、1オンス=1200ドルの節目迫る-投資家はドル選好

  • 一時は2017年3月以来の安値、4週連続の下落へ
  • ドル上昇がコモディティー全般の価格に影響-マインライフ

投資家は金に背を向けている。

  金価格は過去1年余りで最も安い水準にあり、1オンス=1200ドルの主要な節目が迫る。週間でも昨年10月以来となる4週連続の下落に向かっている。米経済に対する明るい見方がドルを押し上げていることもあり、貿易対立が続いているさなかでも金は投資家を引きつけるに至っていない。

  伝統的に金は不確実な時期に投資資金が向かう対象として見られてきたが、米国の利上げ見通しや減税で、金に代わるものとしてドルの魅力が増している。マインライフのシニアアナリスト、ギャビン・ウェント氏は電子メールで「金はコモディティー全般が受けているのと同じ要因で売られている。それはドルの上昇で、トランプ大統領が仕掛けた貿易戦争の騒ぎにあって金融市場はドルこそ資金を向かわせるべき安全な投資先だと示唆している」と電子メールで指摘。「ドル上昇がコモディティー価格に悪影響を及ぼしており、金も例外ではない」と続けた。

  ロンドンの金スポット価格は3日、1オンス=1207ドルで前日からほぼ変わらず。2017年3月以来の安値を付ける場面もあった。週間では1.4%下落している。

原題:Gold Rout Takes Prices Near $1,200 as Investors Favor Dollar(抜粋)

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