ハイネケン、中国華潤ビールと資本業務提携-最大市場で成長狙う

更新日時
  • ハイネケンは最大手ブランド華潤の親会社株40%を約3500億円で取得
  • 中国のビール市場で競争激化-国内外メーカーがひしめく

オランダのビールメーカー、ハイネケンは中国最大手の華潤ビールと資本業務提携する。競争が激しい中国市場で事業拡大を目指す。

  3日の発表資料によると、ハイネケンは「雪花」ブランドを展開する華潤ビールの親会社株式40%を244億香港ドル(約3500億円)で取得する。合意に伴い、ハイネケンの中国事業は華潤ビールの事業と統合し、華潤ビールにハイネケンのブランドを長期にわたって使用することを認める。

  一方、華潤ビールの親会社は約4億6400万ユーロ(約600億円)相当のハイネケン株を取得する。

Local Lager

China's top 3 local brewers dominate about 54% of the market

Source: Euromonitor

Note: market share data is based on 2017 sales volume

  中国のビール市場は競争が激しく、所得増に伴い高級・外国ブランドのビール消費が増えている。カールスバーグやアンハイザー・ブッシュ(AB)インベブなど世界のビール大手や中国メーカーによる消費者奪い合いの結果、利益が圧迫されている。

  中国は一部の海外メーカーにとっては難しい市場だ。アサヒグループホールディングスは欧州での買収に力を入れる中で、青島ビールの保有株を売却した。

  国泰君安証券のアナリスト、バーニー・ウー氏は「ハイネケンを手に入れるために華潤がこれほど多くの自社株を犠牲にする考えだとは驚いた。中国市場でプレミアム化が進む中、マーケットリーダーの華潤が同業アンハイザー・ブッシュとの比較で成長余地がほぼ限られると相当懸念していることを示している」と話した。

原題:Heineken Inks $3.1 Billion Deal to Grow in Hot China Market (2)(抜粋)

(第3段落以降を追加し更新します.)
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