米ダウ・デュポンの利益見通しに失望感-貿易戦争が種子事業に打撃

  • ブラジル農家の大豆シフトとトウモロコシ離れが「痛手」-CEO
  • ブラジル通貨レアルの対ドルでの下落も利益を圧迫へ

米化学大手ダウ・デュポンはトランプ米大統領の貿易戦争で農作物関連の売り上げに世界的な影響が及ぶと警告し、2018年利益見通しで投資家の失望を誘った。

  中国がトランプ大統領に対抗して米国産大豆に関税を賦課したことから、ブラジル農家は大豆の作付けを増やしトウモロコシを減らしている。ダウ・デュポンのエド・ブリーン最高経営責任者(CEO)は2日の4-6月(第2四半期)決算発表に関する電話会議で、トウモロコシ離れが「若干の痛手だ」と述べ、ブラジル通貨レアルが対ドルで下落していることも利益を圧迫するとの見方を示した。

  モルガン・スタンレーのアナリスト、ビンセント・アンドルーズ氏はリポートで、同社が農業分野の見通しを下方修正したことについて、「恐らく、中国の関税を受けてブラジルが大豆重視にシフトしたことが要因だろう。ネガティブな反応が予想される」と述べた。

  ダウ・デュポンの株価は2日、一時4.2%安と6月19日以来最大の下げを記録。終値は2.2%安の66.44ドル。

Helping Hand

Better weather in the cornbelt propelled DowDuPont's agriculture division in Q2

Source: Bloomberg

原題:DowDuPont Forecast Disappoints as Trade War Hits Seed Profit (1)(抜粋)

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