USスチール:株価急落、関税の恩恵で投資家はより多くを期待

  • 4-6月決算は予想を上回り、2018年の利益予想を引き上げ
  • 7-9月の利益見通しが予想下回る、配当を5セントで据え置き

2日の米株式市場では、USスチールが鉄鋼銘柄のうち最大の値下がり。4-6月(第2四半期)決算がまちまちとなり、鉄鋼価格の上昇に貢献してきた米通商政策が果たして同社に真の恩恵をもたらすのか疑問視する見方が広がった。

  USスチールは4-6月決算が予想を上回り、2018年の利益予想を引き上げたが、7-9月(第3四半期)の利益見通しがアナリスト予想平均を下回ったほか、配当を1株当たり5セントに据え置いた。

  トランプ政権による外国産鉄鋼への関税賦課を背景に、米国の鉄鋼価格は今年40%上昇したが、同業他社の株価が上がっている中でもUSスチールの株価は下げている。同社の配当利回りはブルームバーグが調査対象とする鉄鋼大手の中で最も低い。

USスチールの配当利回りは業界水準を下回っている

  USスチールの株価が決算発表後に下落するのは3四半期連続。2日には一時、前日比10.1%安まで売られた。

原題:U.S. Steel Tumbles as Investors Seek More From Tariff Windfall(抜粋)

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