【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • アップル1兆ドル企業、米中いずれも引かず、米車の燃費規制緩和
  • イングランド銀行総裁、7月米雇用統計予想
Photographer: Peter Foley/Bloomberg

1兆ドルというのは、世界の大豆収穫(年間1420億ドル)7年分を確保し、スペインのプロサッカーチーム、FCバルセローナ(40億ドル)を買収し、スペースシャトル・エンデバー(17億ドル)を購入してもなお、世界最大のホープ・ダイアモンド(3億5000万ドル)を2個買えるくらいの金額です。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。


米企業で初

アップルの時価総額が1兆ドル(約111兆5000億円)を突破した。故スティーブ・ジョブズ氏がシリコンバレーにある実家のガレージで創業してから40年を経て、歴史的な節目に到達した。規制当局へ届け出で開示したデータに基づくと、時価総額はニューヨーク時間午前11時48分に1兆ドルに達した。アマゾン・ドット・コムやアルファベット、マイクロソフトも全て時価総額が8000億ドルを超えている。

もっと痛みを

ロス米商務長官は中国には今後さらなる痛みが待ち受ていると述べた。ロス長官はFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、「トランプ大統領は、中国に行動を改めさせるため圧力を強める時かもしれないと感じている」と語った。トランプ政権は中国からの輸入品2000億ドル(約22兆3000億円)相当に対して、関税率を10%から25%に引き上げることを検討している。中国商務省はこれより先、「国のプライドと国民の利益を守るため報復せざるを得ないだろう」と表明している。

自動車大国

トランプ米政権は自動車の燃費基準を2020年の水準で凍結すること、およびカリフォルニア州での排出ガスを抑制する同州権限の無効化を提案した。環境保護局(EPA)と道路交通安全局(NHTSA)は2020年以降の燃費基準を平均でガロン当たり37マイルに引き下げることを共同で提案。オバマ前大統領の計画では、燃費性能は車両全体で25年までにガロン当たり約47マイルに徐々に向上するはずだった。

インフレ警戒

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、来年6月の退任までに再び金利を引き上げる可能性を排除しなかった。カーニー総裁は「間違いなく最後の決定ではないし、数多くの重要な判断が控えているだろう」と述べた。イングランド銀行はこれより先、政策金利の引き上げを発表。決定は予想に反して全会一致だった。カーニー総裁は無秩序な欧州連合(EU)離脱よりも、インフレの方が差し迫った懸念材料だと示唆した。発表後の外国為替市場でポンドは下落した。

トレンド変わらず

7月の米雇用統計では健全なペースでの雇用者増加が示されるだろうが、賃金がこれまでの沈滞傾向を一気に打ち破るとは期待されていない。クレディ・スイスのジェレミー・シュワルツ氏は賃金の伸びについて、「危機前の3.5ー4.5%レンジに戻ることはないだろう。名目国内総生産(GDP)成長率が当時よりやや低いからだ。つまり交渉力が労働者にあって、労働市場がタイトでも、2000年代中盤や1990年代のサイクルに見慣れた本当に速い賃金の伸びは期待できない」と述べた。

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