スイスの資産運用会社GAM、債券ファンドの償還を停止

  • ファンド運用者ヘイウッド氏の停職で高水準の解約請求に直面
  • 解約によるポートフォリオ構成変更で残る投資家にマイナスと説明

スイスの独立系資産運用会社GAMホールディングは2日、アンコンストレインド/アブソルート・リターン債券ファンド(ARBF)のあらゆる取引を7月31日時点で停止したと明らかにした。「高レベルの解約請求」を受けた措置だという。

  同社は発表資料で、「ティム・ヘイウッド氏の停職で、ARBFは高いレベルの解約請求に直面した」とし、「ファンドには請求に応じるのに十分な流動性があるが、その際にはポートフォリオの構成を不均衡にさせる変更が生じるため、残る投資家の利益を損なう可能性がある」と説明した。

  問題のファンドの7月31日時点の運用資産は73億スイス・フラン(約8200億円)。1638億フラン規模のGAMの事業の他の部分に影響はないという。

  GAMは7月31日、旗艦ファンドの運用者だったヘイウッド氏を停職とし、それを一因に資金流出の可能性があると警告。株価は一時、約9年ぶりの大幅下落となっていた。

原題:GAM Suspends Redemptions in Unconstrained/Absolute Return Fund(抜粋)

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