ソシエテGは停滞期脱出-投資銀行部門4-6月利益、予想上回る

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  • ウデアCEO:計測が容易ではないリスク要素ある
  • ボラティリティー復活が金利・商品市場での顧客の活動を後押し

フランスの銀行ソシエテ・ジェネラルの投資銀行部門は停滞期を脱する兆しを見せている。

  同部門の4-6月(第2四半期)利益は予想を上回った。ファイナンス案件からの利益が増加し、トレーディングによる利益は予想を上回った。同行は仕組み商品などに対する欧州の厳しい環境を乗り越えるとともに、プライムサービス需要の増加や金利・商品市場のボラティリティーから追い風を受けた。

  ソシエテは1-3月(第1四半期)業績が振るわず、同四半期には投資銀行部門のディディエ・バレ副最高経営責任者(CEO)が突然退社していた。

  フレデリック・ウデアCEOは2日にブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで、「われわれは奇妙な環境にいる。経済活動や見通しは依然としてかなり力強い一方で、計測が容易ではないリスク要素がある」と述べた。

  仏消費者向け銀行部門や国際銀行業務、金融サービス部門でも貸倒引当金の減少に支えられ、利益が予想を上回った。この結果、グループ総収入と純利益もブルームバーグ・ニュースが集計したアナリスト6人の予想平均を上回った。

  同行はイタリア総選挙前後のボラティリティー復活が金利・商品市場での顧客の活動を後押ししたと説明した。

  4-6月期決算のその他の注目点は以下の通り。

  • 4-6月期のグループ純利益は11億6000万ユーロ(約1500億円)、予想は10億ユーロ
  • グループ総収入は64億5000万ユーロ、予想は61億6000万ユーロ
  • 仏リテール部門の利益は3億6500万ユーロ、予想は3億3100万ユーロ
  • 普通株等ティア1(CET1)自己資本比率は6月末時点で11.1%、3月末時点の11.2%から低下

  

原題:SocGen Emerges From Doldrums After Trading Tops Estimates (1)(抜粋)

(CEOのコメントや業績の詳細を追加して更新します.)
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