中国ホテル運営の錦江、ラディソン買収検討と関係者-2200億円以上か

  • 錦江国際は買収提案を検討する初期の段階-関係者
  • ラディソン保有するHNAは多額の債務抱え、資産売却中
Photographer: ullstein bild/ullstein bild

ホテルチェーンを展開する中国の錦江国際は米ミネアポリスに拠点を置くラディソン・ホテル・グループへの買収提案を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、上海市政府が経営権を握る錦江国際は、買収提案の可能性を検討する初期の段階にある。ラディソンは中国の複合企業、海航集団(HNAグループ)が所有する世界的ホテルチェーン。ラディソンの売却額は少なくとも20億ドル(約2230億円)に上る公算が大きく、他にも買い手候補が現れる可能性がある。

  多額の債務を抱え、世界中で資産売却を進めるHNAは、ラディソン売却を検討しているとブルームバーグ・ニュースが今年6月に報じていた。関係者によれば、最終決定には至っておらず、錦江国際が提案を見送る可能性もある。錦江はフランスの同業アコー株も12.3%保有している。

  錦江国際の担当者に電子メールと電話でコメントを求めたが、今のところ返答はない。HNAの担当者はコメントを控えた。ラディソン担当者にもコメントを求めたが、米業務時間外でこれまでのところ返答はない。

原題:Jin Jiang Is Said to Weigh Bid for $2 Billion Hotelier Radisson(抜粋)

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