米国債イールドカーブのスティープ化再開、日本からの圧力が一因

  • 1日は6月半ば以来の米10年債利回り3%超えでスティープ化
  • 日本国債のボラティリティーが米10年債利回り3%超えの一因

米国債イールドカーブのフラット化を抑える圧力が海外要因によって増幅されている。

  1日は日本国債のボラティリティーが米10年債利回りの3%超えの一因となった。6月半ば以来の3%超えでイールドカーブはスティープ化。長短金利差は先週達したほぼ11年ぶり小ささから遠ざかった。

  米財務省は1日に今四半期の長期債発行高を780億ドル(約8兆7000億円)とすると発表。長期債は既に売られていた。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)の金利戦略グローバル責任者、ラルフ・プロイサー氏(ロンドン在勤)は、「夜間に見られた日本国債のベア・スティープ化(長期債の利回り上昇によるスティープ化)は海外の債券市場でもベア要因だ」と述べた。

  日本銀行の政策を巡る最近の大騒ぎにもかかわらず、10年物日本国債の利回りは結局0.2%前後で抑えられるため、米国投資家にとって特に魅力が増すわけではない。むしろ、こうした騒動は日本の投資家が外債投資について考え直す理由になるかもしれないと同氏は分析した。

原題:U.S. Curve Resteepens as Pressure Builds From Japan, Refunding(抜粋)

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