米国、トルコの法相と内相に制裁措置-米国人牧師拘束で

  • 16年のクーデター未遂事件に関与したとして牧師を拘束している
  • トランプ大統領は牧師の解放を要求している

米国はトランプ大統領が解放を要求している米国人牧師の拘束をトルコが続けているとして、同国の閣僚2人に制裁を科した。ホワイトハウスのサンダース報道官が1日明らかにした。

  米財務省の1日の声明によれば、制裁の対象とされたのはトルコのギュル法相とソイル内相で、共に「アンドルー・ブランソン牧師の逮捕・拘束に責任を負う組織で主導的役割を果たした」とされている。

  サンダース報道官は、「ブランソン牧師が不正行為を行ったという証拠は示されておらず、牧師はトルコ政府による不当で不正な拘束の犠牲者だとわれわれは考える」と述べた上で、制裁は「大統領の指示によって」科されたと説明した。両相の米国内の資産は凍結され、米国の企業や機関は両氏との取引を禁じられる。

  米国の制裁を受け、1日の外為市場でトルコ・リラは過去最安値を更新した。

  トルコのカリン大統領報道官は7月31日、ブランソン牧師の問題を巡り米国が制裁を科せばトルコは報復をすると表明していた。

  ブランソン牧師は16年7月のクーデター未遂事件に関わったとして同年に拘束された後、今年7月に自宅軟禁に移された。

原題:U.S. Sanctions Two Turkish Ministers Over Pastor’s Detention (1)(抜粋)

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