ウェルズF、住宅ローン担保証券巡り米当局と和解-2300億円支払いへ

  • 同行が販売した証券で投資家が数十億ドルの損失被ったと米司法省
  • 同証券売買に関連した積年の問題から決別できることに満足-CEO

米銀ウェルズ・ファーゴは金融危機につながった不正な住宅ローン担保証券の組成・販売を巡る米当局の調査を決着させるため、20億9000万ドル(約2300億円)を支払うことに同意した。

  米司法省は和解を発表した声明で、ウェルズ・ファーゴの住宅ローン担保証券により、連邦政府が保証する金融機関などの投資家が数十億ドルの損失を被ったと指摘。調査では住宅ローンの利用者が証拠を示さずに所得を申告することが認められていた点が焦点となった。

  カリフォルニア州北部地区のアレックス・ツェ連邦検事正代行は声明で、「住宅ローン担保証券業界における不適切な慣行が金融危機につながり、数百万人の米国民が打撃を受けた」と指摘。「今回の合意は、証券に組み込まれ、後にデフォルトした多くのローン商品の組成・販売についてウェルズ・ファーゴに責任があると見なすものだ」と説明した。

  ウェルズ・ファーゴは年央前に和解引当金を確保していると、発表資料で明らかにした。ティム・スローン最高経営責任者(CEO)は同資料で、「10年以上前の住宅ローン担保証券の売買に関連した主張を巡るこうした積年の問題から決別できることに満足している」とコメントした。

原題:Wells Fargo to Pay $2.09 Billion to End U.S. Mortgage Probe (2)(抜粋)

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