米ADP民間雇用者数:7月は21.9万人増、5カ月ぶりの大幅増
Shobhana Chandra
更新日時
給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが発表した給与名簿に基づく集計調査によると、7月の米民間雇用者数は5カ月ぶりの大幅増加となった。
ADP雇用者数のハイライト (7月) |
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ADPと共同で集計調査を行うムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は「雇用市場は活況だ。赤字財政で賄う減税や歳出増加が影響している」と発表文で指摘。「関税は雇用にまだ実質的な影響を及ぼしていないが、多国籍企業は7月に雇用を削減しており、脅威が示唆されている」と述べた。
業種別に見ると、建設業は1万7000人増加。製造業は2万3000人増えた。
専門職・ビジネスサービス部門は4万7000人増。娯楽・ホスピタリティー関連は3万7000人増。
従業員が500人以上の大企業の雇用者は4万8000人増加。50-499人の中堅企業では11万9000人増と、2014年以来の大幅な伸び。49人以下の小企業では5万2000人増加した。
原題:Companies in U.S. Added 219,000 Workers in July, ADP Data Show(抜粋)
(統計の詳細を追加し、更新します.)
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