スプリント:4-6月に契約者数純増、黒字確保-市場予想上回る

米携帯電話事業者スプリントは12四半期連続で電話契約者数を伸ばし、利益予想を上方修正した。265億ドル(約3兆円)規模に上るTモバイルUSとの合併を早期に完了させたいスプリントにとって、前向きな業績となった。

  スプリントは1日、4-6月(第1四半期)に全ての機器を含めた契約者数の合計が12万3000人の純増だったと発表。スマートウオッチなど小型機器が大きく寄与したという。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想は2万1000人の純減だった。

  4-6月の純損益は1億7600万ドルの黒字で、平均で5960万ドルの赤字を見込んでいたアナリストらを驚かせた。通期のEBITDA(利払い・税金・ 減価償却・償却控除前利益)見通しは120億-125億ドルとし、従来の116億-121億ドルから引き上げた。

  業績は改善されているものの、スプリント単独では成長の可能性は限られているようだ。同社のマルセロ・クラウレ執行会長はTモバイルとの合併が生き残りには必要だと主張している。同氏は6月27日、同合併に関する議会証言で、「率直に言って、AT&Tとベライゾンという圧倒的に市場を支配する2社に挑むリソースがわれわれには欠けている」と述べた。

原題:Sprint Tops Customer Estimates Amid Race to Close T-Mobile Deal(抜粋)

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