BNP:4-6月純利益23.9億ユーロと予想上回る-債券収入不調

更新日時
  • 債券トレーディング収入は前年同期比17%減と大手米銀に見劣り
  • 株式トレーディング収入は12%増と予想外の伸びとなった

フランスの銀行BNPパリバの4-6月(第2四半期)決算では、純利益がアナリスト予想を上回ったものの、債券トレーディング収入は、ウォール街の大手米銀に見劣りする結果となった。

  1日の発表資料によると、純利益は23億9000万ユーロ(約3125億円)。ブルームバーグが調査したアナリストの予想は20億6000万ユーロだった。

  債券トレーディング収入は前年同期比17%減の7億2900万ユーロとなり、上位米銀5行(全体で6.7%増)と明暗が分かれた。一方、株式トレーディング収入は12%増の7億1800万ユーロと予想外の伸びとなった。欧州の主要銀行ではドイツ銀行が4-6月期の債券および株式トレーディング収入がいずれも減少したと先週発表していた。

  BNPは4-6月の債券トレーディング収入が5四半期連続で減少したことについて、欧州を中心に市場が盛り上がりに欠けたことを理由に挙げた。

  コンシューマーバンキングとパーソナルファイナンス部門の利益は予想を上回った。不良債権引当金の減少も純利益の堅調に寄与した。

  BNPは「欧州では金利の顧客ビジネスが引き続き弱く、為替とクレジットの市況は今四半期思わしくなかった」と説明。一方、ヘッジファンド向けのブローカレッジサービス提供と株式デリバティブ(金融派生商品)の「かなりの取引量」が業績に貢献した。

  総収入は2.5%増の112億ユーロと市場予想を上回った。不良債権引当金は14%減少。イタリアのポートフォリオに引き続き改善が見られた。

原題:BNP Debt Trading Trails Wall Street With Equities Resilient
BNP’s 2Q Profit Beats Estimates Even as Debt Trading Slumps(抜粋)

(債券・株式トレーディングの収入額などを追加して更新します.)
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