Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株反発、工業やハイテク高い-貿易楽観で

更新日時
  • 米中、貿易戦争回避目指して交渉再開を模索-報道
  • ボーイング、キャタピラー、3Mはそれぞれ1%余り上昇

31日の米株式相場は反発。貿易摩擦が弱まるとの楽観が広がり、工業株やハイテク株が回復した。米国債は長期ゾーンが上昇する一方、短期が下落しまちまち。

  • 米国株はハイテク中心に反発、貿易問題楽観で工業株が高い
  • 米国債は長期ゾーンが上昇、10年債利回り2.96%に低下
  • NY原油は大幅反落、月間下落率はここ2年で最大-過剰供給リスクで
  • NY金は小反発、月間では2.6%下げ4カ月続落

  米国と中国が全面的な貿易戦争の回避を目指して交渉再開を模索しているとのブルームバーグ報道を受け、ボーイング、キャタピラー、3Mなどがそれぞれ1%余り上昇。S&P500種株価指数は反発し、月間ベースでも4カ月連続の上昇。フェイスブックなど、前日売り込まれた大型ハイテク株は大半が上昇した。

  S&P500種は前日比0.5%高の2816.29。ダウ工業株30種平均は108.36ドル(0.4%)上げて25415.19ドル。ナスダック総合指数は0.6%高の7671.79。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.96%。

  ニューヨーク原油先物市場では、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が大幅反落。需要軟化から一部石油輸出国機構(OPEC)加盟国による生産引き上げまで、幅広い要素が背景となった。出来高の低調やドルの上昇が相場下落に拍車をかけた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は1.37ドル(2%)安い1バレル=68.76ドル。月間ベースでは7.3%下落し、2016年7月以来の大幅な下げ。ロンドンICEの北海ブレント9月限は前日比72セント安の74.25ドルで終了。

  ニューヨーク金先物相場は小反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.2%高の1オンス=1233.60ドルで終了。ただ7月の月間ベースでは2.6%安、4カ月連続と2013年以来最長の下落局面となった。

Tech stocks rebound ahead of Apple earnings after three-day rout

  日本銀行の金融政策決定会合後に相場が急伸していた米10年債は、米国時間には上げ幅を縮小。月末特有のデュレーション(平均残存期間)長期化を背景に、5年債と30年債の利回り差は縮小した。

原題:Tech Advances as Trade Outlook Boosts Manufacturers: Market Wrap(抜粋)
Treasuries Pare Gains Sparked by BOJ Ahead of Refunding Details
Oil Posts Largest Monthly Loss Since 2016 Amid Oversupply Risks
Gold Posts Longest Losing Streak Since 2013 as Bears Crush Bulls

(第7段落を追加し、更新します.)
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