仏ビベンディ、ユニバーサルMの最大半分売却へ-IPOの可能性排除

  • 単一もしくは複数の「戦略的パートナー」に売却したい意向
  • リベルムのアナリストらはUMGの価値を206億ユーロと評価

フランスのメディア企業ビベンディは30日、音楽部門ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)の最大半分を売却すると発表した。ストリーミングの急成長で音楽業界は長年の不振から持ち直しつつあり、この機を捉える。

  ビベンディはUMG株を単一もしくは複数の「戦略的パートナー」に売却する意向で、新規株式公開(IPO)の可能性は排除した。アナリストらは長らくIPOもあり得ると指摘してきたが、同社はIPOは複雑過ぎると説明している。

  発表文によると、ビベンディは売却に向け最低価格を設定することになるが、恐らく「今秋」には前進が見られ、1年半以内の完了を見込んでいる。リベルムのアナリストは7月、UMGの価値を206億ユーロ(約2兆6800億円)と評価した。

  アルノー・ドピュイフォンテーヌ最高経営責任者(CEO)はアナリストとの電話会議で「われわれはUMGの現行戦略と共生し得る投資家のみを選択する。売却で得た資金は大規模な自社株買いやさらなる買収に回す可能性がある」と語った。

原題:Vivendi to Sell Up to Half of Universal Music, Rules Out IPO (2)(抜粋)

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